2019
07.14

④やっぱり【うつ】は治さなくていい。『メッセージ』編

all, かみや ちづ

こんにちは、ご訪問ありがとございます

メンヘラ&うつ抜け専門セラピスト かみや ちづです。

 

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気づいたら、「私」は「私」だった。

親、学校教育、社会の常識…

「〇〇は△△なんだよ」

といろんなことを教えられて、

「そうなんだ」

と、吸収してきたことが

無意識に自分が世界を測る

モノサシになっている。

今では自分にとって

普通のこと

当たり前のこと

考えてみたら理由などないのに、

疑う余地なく機能し続けているモノサシ。

その、洗脳によって出来上がったモノサシで

幸せに生きてる人はたくさんいるけど、

あなたが幸せじゃないなら、

いつまでもそのモノサシを使い続けなくていい。

自分が幸せになるためのモノサシを

つくればいいんだよ。

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関連記事

①やっぱり【うつ】は治さなくていい。

②やっぱり【うつ】は治さなくていい。『思い通りにしたい』編

③やっぱり【うつ】は治さなくていい。『実存的価値とコミュニケーション』編

④やっぱり【うつ】は治さなくていい。『メッセージ』編 ←今ここ

⑤..

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ーーーーー

【うつ】は治さずに、

コミュニケーションツールとして

使えるようになればいい。

ーーーーーーーーーー・

という話のつづき。

『メッセージ』編

ーーーーーーーーーー・・

 

すべての行動はコミュニケーションメッセージである。

 

私たちは

誰かとコミュニケーションをとるときに、

言語的コミュニケーションと

非言語的コミュニケーションを

意識的にあるいは無意識的に

やっているわけなんだけど、

その際のあらゆる振る舞い、行動には

メッセージが込められているのだよね。

 

ーーーーーーーー・

 

意識的に 自覚的に 意図的に

何かを伝えようと思っていなくても、

相手が何らかの意味づけをする場合、

何かしらのメッセージが伝わっていることになる。

 

んー例えば

 

相手がニコニコしている時、

あなたは何を感じますか?

相手がムスッとしている時、

あなたは何を感じますか?

 

シチュエーションにもよるけど、

 

例えば

お、機嫌いいのかな?

お、機嫌悪いのかな?

という程度でも、

相手の振る舞い・行動に意味づけをする場合、

メッセージを受け取っているということ。

 

そして面白いのが、

相手が意識的(自覚的、意図的)か

そうでないかは関係ないということ。

 

つまり

意識的(自覚的、意図的)というのは、

機嫌いいんですよ私ー♪

ってアピールしたくてニコニコしている

機嫌悪いんですよ私ー

ってアピールしたくてムスッとしている

という場合。

 

意識的(自覚的、意図的)でないというのは、

全然アピールするつもりないっすー

 

でもニコニコしている

ムスッとしている

という場合で、

つまり完全に無意識ということ。

 

で、ややこしいけど、

無意識的にメッセージを付加しているってこと。

 

そうするとね、

「そんなつもりじゃなかった!」

というコミュニケーションエラーが

なぜ起こるのかがわかりますね。

 

自分が完全に無意識で振舞っている状態から、

自分が意図しないメッセージを相手が受け取った場合。

 

と、その逆。

 

と、さらに

自分が意識的に伝えたいメッセージを付加しているのに

相手にそれがうまく伝わらない場合。

 

と、その逆。

「そんなつもりじゃなかった!」

というコミュニケーションエラーは

伝えたいこと と 伝わったこと の

ギャップで起こるんですね。

 

えっと、ちょっと話がそれたかな。

 

完全に無意識で振舞っている状態でも

何かが相手に伝わるのだとしたら、

そこまで掌握したいところなのですよ。

 

ーーーーーーーーー・・

リマインドすると、

この一連の記事では

コミュニケーションツールとして

「うつ」を使えるようになればいい

ーーーーーーーーーーー・・・

ってことを書きたいのです。

 

このことを理解しきったら、

あなたは解放されるはずだから。

心の準備はいいですか。

 

・・・

 

あらゆる振る舞い、行動には

メッセージが込められているとしたら、

「うつ」状態における諸々の行動、

思考、思考に付随する感情表現にも

メッセージがあるということ。

 

ーーーーーーーー・

 

「うつ」に関しては、

全然アピールするつもりないっすー

ていう、完全に無意識で

メッセージを付加している場合が多い。

 

あなたは「うつ」でいることによって、

誰かに何かを訴えているとしたら、

それって何だろうか。

 

あるいは、

誰に、どんなふうに、

メッセージが届く可能性が

考えられるだろうか。

 

えっとー、

というかですね、

現実が苦しすぎて

それどころじゃないですかね。。

 

反発しか感じられないのも想定済みです。

 

自覚することが難しいのが、

無意識でのコミュニケーションだから。

 

サンプルとして、

私自身の過去を振り返ってみると、

「うつ」で伝えようとしていた

メッセージがちゃんとありました。

 

詳細は過去に書いてきた気がするけど、

書いてなかったかもしれないけど、

(どっちやねーん)

(また書きます)

 

簡単にまとめると、

主に母親に対して

・苦しんでいる私を見てあなたも苦しめばいい

・あなたのせいで私の人生は悲惨なんだよ、ってことに気づけ

・私がどんな状態でも(何の役にも立たない存在でも)愛して欲しい、認めて欲しい

・私の苦しみを理解して欲しい

というような感じ。

 

これが、

完全に無意識でありながら、

実は私自身が「うつ」に付加していた

メッセージだと言えるのですよ。

 

それで、

これって当時の私にとっては

何ていうか意味があることで、

価値があることで、

直接言葉にして伝えることはなかったけど、

(無意識だからね)

どうにかして母親に

「わからせたいこと」だったのです。

 

なんだろ、身体を張った復讐のような。

 

つまり、

何を言いたいのかというと、

まず、

あなたにとって意味がある、価値がある、

身体を張ってまで伝えたいメッセージならば、

飽きるまで伝え続けたらいいと思うのです。

 

ーーーーーーーーーーー・

 

善悪とか正誤とか

普通とか常識とかどーでもいい。

 

で、その時にね、

誰に、何を伝えたいのか

ということをわかっておけば、

効率的ですよーってこと。

 

ーーーーーーーー・

別のアイデンティティに着替えられるから。

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逆に言うと、

どういうメッセージなのか

自分で把握できないとき、

24時間365日ずっと「うつ」

になっちゃったりするんです。

 

このとき、

①やっぱり【うつ】は治さなくていい。

にも書いたような、

テンプレ通りの「うつ」になってしまうんです。

ーーーーーーーー・・・

 

ただただ単純に、

それ、しんどいからやめませんか?

しんどいの知ってるし。。

だから、やめられるんですよ。と。

コミュニケーションツールとしての「うつ」

 

ーーーーーーーーーーー・・・

 

ここで理解したいことは以下。

・・・

①すべての振る舞い・行動には、メッセージが付加されている。
②「うつ」にも誰かに対してのメッセージが付加されている。(と考えてみる)

③ ②を明らかに自覚できたとき、

【ずっとしんどい現実】から目覚めることができる。

 

ーーーーーーーー・

『メッセージ』編でした。

つづく…