2019
07.13

③やっぱり【うつ】は治さなくていい。『実存的価値とコミュニケーション』編

all, かみや ちづ

こんにちは、ご訪問ありがとございます

メンヘラ&うつ抜け専門セラピスト かみや ちづです。

 

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気づいたら、「私」は「私」だった。

親、学校教育、社会の常識…

「〇〇は△△なんだよ」

といろんなことを教えられて、

「そうなんだ」

と、吸収してきたことが

無意識に自分が世界を測る

モノサシになっている。

今では自分にとって

普通のこと

当たり前のこと

考えてみたら理由などないのに、

疑う余地なく機能し続けているモノサシ。

その、洗脳によって出来上がったモノサシで

幸せに生きてる人はたくさんいるけど、

あなたが幸せじゃないなら、

いつまでもそのモノサシを使い続けなくていい。

自分が幸せになるためのモノサシを

つくればいいんだよ。

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関連記事

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②やっぱり【うつ】は治さなくていい。『思い通りにしたい』編

③やっぱり【うつ】は治さなくていい。

『実存的価値とコミュニケーション』編 ←今ここ

④やっぱり【うつ】は治さなくていい。『メッセージ』編

⑤..

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『実存的価値とコミュニケーション』編

 

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人が生きていられるのは、

「自分がここにいていいんだ」という感覚

実存的価値を感じられるからなんだけども、

この実存的価値を

自分で維持したり

高めたりすることが

できない状態になると、

誰かにやってもらわないと

いけなくなります。

 

生きるために必要なことだからね。

ご飯食べることより大事なことですよ。

 

だから、

実存的価値を

自分で維持したり

高めたりすることが

できない状態なら、

誰かにやってもらってください。

 

まず、

このことを積極的に推奨します。

 

そして、それはおそらくやっていると思う。

 

自分で「私はここにいていいんだ」と

全く思えなくなってしまった時に

 

例えば

「死にたい」とつぶやくことで、

=私はここにいていいんですか?

ダメですよね?

と言うメッセージを発信していて、

 

メッセージをキャッチした誰かが、

 

例えば

「つらいね、苦しいね」

「今までよく頑張ってきたね」

「私はあなたに生きててほしいよ」

と応えることで、

=あなたはここにいていいんだよ。

というメッセージを送ってくれている。

 

誰かが自分に意識を向けてくれたり、

エネルギーや時間を使ってくれたりする時、

その一連の行為はつまり

「あなたはここにいていいんだよ」

「あなたのために何かしたい」という

メッセージだということです。

 

そう思いませんか?

 

 

「うつ」が、

他者を思い通りにするための

1つの手段だと言える

 

ーーーーーー・

 

っていうのは、

相手の意識・エネルギーを

こちらに向けるための手段ということ。

 

だからね、

「死にたい」

「苦しい」

「しんどい」ってなったら、

あなたの実存的価値を

高めてくれる人に対して、

まさに表現したらいいんです。

 

そして

「あなたはここにいていいんだよ」

っていうメッセージを

ちゃんと受け取ってください。

 

あなたが生きるために。

で、

で、

で、

このコミュニケーションて、

めちゃくちゃ大事じゃないですか?

 

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ちゃんとちゃんと、

自覚してますか?

 

自分のことを

受け入れてくれる人がいる

認めてくれる人がいる

その安心感とか

人のぬくもりとか

優しさとか

ありがたみとか

「うつ」にならなかったら

感じられなかったことじゃないですか。

 

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そんなことないですか?

「うつ」にならなかったら

出会わなかった人とかいませんか?

 

SNSでやりとりする人たちに励まされるとか

心の支えだとか、そこらじゅうに溢れてる。

 

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私はかつて、

2ちゃんねるのメンタルヘルス板で

どれほど救われたかわかりません。

 

精神病院で出会った友人たちとの関わりでは、

自分を装う必要がなくて、どれほど安心できたか。

 

それはそれは、

ありがたかったです。。

(あ、最近の日課になってる)

(ある瞑想のせいで)

(涙腺が緩んでいるー)

(うぅ..)

 

その大事なコミュニケーションと

大事な人間関係は、

「うつ」が治ってしまったら

成り立たなくなる可能性について、

考えたことはありますか?

 

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「元気」になったら、

彼らとどんなコミュニケーションをとるのか、

と考えたときに、どれくらい話題があるかな。

 

それとも、その関係性は不要になるのかな。

 

あるいは

同じくらい価値を感じる人間関係を

どんなふうに構築するのかな。

 

どうであれ、いいんです。

 

自分にとって価値があるものに気づく、

これまで気づかなかった何かに気づく、

それであなたの中に、

何かしらの変化が起こり始めるのだから。

 

で、

さらに、

そういったコミュニケーションが

うまくバランスしてる場合ってね、

あなたの「死にたい」とか

「うつ」という問題が

相手の為にもなってるんですよ。

 

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「あなたはここにいていいんだよ」

というメッセージを送ってくれている

相手の為になってるんです。

 

なぜなら、

相手はこの時に

「めっちゃ貢献してる感」

「人の役に立ってる感」

「自己有用感」を感じられるから。

 

だから、

相手の実存的価値、

「私はここにいていいんだ」という感覚に

超有効に作用してるってことなの。

 

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コミュニケーションツールとしての「うつ」

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まず理解したいこととして、

以下のように必要性を示せるということ。

 

・・・

 

①実存的価値を高めてもらうため

②多くは①に付随する価値ある人間関係

(コミュニケーション)を維持するため

③ ①②においては、おおよそ相互利益がある

 

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『実存的価値とコミュニケーション』編でした。

つづく…