08.07
ときに鬱の自分がいて、ときに鬱でない自分がいる。ってこと。
「これまでの人生しんどいことばかりでした。」
「毎日嫌なことしか無い」
「楽しいことなんて無いですよ〜」
こちらもクライアントさんからよく聞かれる言葉。
あなたはどうですか？
私も、かつて
「なんでうまくいかないことばっかりなんだろう」
と思って生きてました。
でもね。
「これまでの人生しんどいことばかりでした。」
「毎日嫌なことしか無い」
「楽しいことなんて無いですよ〜」
「なんでうまくいかないことばっかりなんだろう」
実はそんなことないんです。
「24時間うつ病やってる人なんていないよ」
って言うんですけどね、
まずこのことに気づいてみて欲しいなーと。
人間、悩み続けることは不可能なんですよ。
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私たちはうまくいかないことに
気づくようにできていて、
うまくいっていることは
華麗にスルーしてるんです。
これはね、
生命体の歴史をみたらわかることで、
私らのご先祖である原始細胞は
①予測をつける能力
②うまくいっていないことに気づく能力
二つの能力があったと言われてます。
①「ご飯（グルコース）こっちの方にあるかも」
②「やべ、ご飯ない！食べれなかった！」
①「あっちの方にあるかも」
食べれた←スルー
①「あっちの方にあるかも」…
うまくいっていることに
気づく必要がないから、
気づかないんですわ。
生命体としての習性といってもいいかも。
できたことより、できないことに気づく。
うまくいったことはスルーして、
うまくいかなかったことに気づく。
危険に遭遇したときは気づくけど、
安全なときには安全であることに気づく必要がない。
先日も、
鬱・摂食障害のAさんが、
「毎日しんどいです」
「嫌なことしかない」
的なことをおっしゃるので、
そんなことないはずだよ？という話をしました。
脳の機能を説明しながら。
で、
「自分と同じような境遇の友人Bさんが、
恋愛して結婚して子どもがいることが不思議。」
とおっしゃるAさん。
その友人Bさんは
「人生しんどいことしかなかった」
と、Aさんが私に言うのと同じことを言うんだそうで。
Bさんには、
しんどくない瞬間があったことの証明だよねー
なんて話をしました。
恋愛してる時、
結婚した時、
子どもが生まれた時、
家族と過ごしている何気ない瞬間、
ステレオタイプに語るのもどうかと思うけど、
これだけの経験をしてるなかに、
幸せを感じた瞬間、さすがにあったよね？
力抜けて笑顔になってる瞬間あったよね？？
ということ。
するとAさんは腑に落ちたようで、
「あ〜、確かにこの2時間（セッション）楽しかったかも…」
そういうことですね！
しんどいときに、
しんどいことしか思い出さないから、
（そのように脳は仕組まれているから）
ずっとしんどい人生だった気がする。
誰にでもあるよ。
鬱じゃないとき。
悩んでないとき。
気づいてないだけ。
なんで私の人生はうまくいかないんだろう？
なんでしんどいことばかりなんだろう？
なんで幸せになれないんだろう？
そんな自分を脱洗脳しませんか？
かみや ちづ
