2019
11.26

【ご質問】ひろみさんがHSPで良かったと思えることはどんなことですか?

all, 伊東ひろみ

 

【ご質問】ひろみさんがHSPで良かったと思えることはどんなことですか?

 

 

こんにちは。伊東ひろみです。

今日は無料お悩み相談をさせていただきました。

 

 

内容は後日まとめさせていただきます。

(ご了承いただける方はご感想などブログでシェアさせてくださいね。

同じように悩んでいる方のヒントになるかもしれません。)

 

 

無料相談の中で

『ひろみさんがHSPで良かったと思えることはどんなことですか?』

という質問をいただきました。

 

 

わたしの答えは

HSP/HSS/アダルトチルドレンによる生きづらで苦しんできたことで、

今の環境を手に入れる事ができました。

 

 

苦しんだからこそ、実用心理学PCMに出会うことができて、

自分の手で人生を面白い物に変えられるのだと知りました。

信頼できる仲間や友達もできましたよ~!

 

 

というような物だったのですが、これは結果論であって、

実際的な日常生活においての返答ではなかったなーと反省しまして(笑)

 

 

では、日常生活において、HSPでよかったと思えることって何だろうな?

と考えながら今日はブログを書き始めた次第です。

 

 

「HSPだから敏感で繊細」という言葉には、

苦しい感情が含まれていると思うのですが、

「感受性が豊かである」と表現してみるとどうでしょう?

 

 

実際にHSPの方は感受性が豊かです。

他の人には大したことのない出来事に敏感に反応してしまう

自分を嫌だと感じている方も多くいらっしゃることでしょう。

 

 

わたしも以前はそうでした。

 

 

大体において、気になる出来事って「嫌悪を伴う出来事」ですからね。

誰かの苛立ちやそれによって起こる自分の恐怖なんかを察知してしまいやすい。

 

 

でもね、嫌な事のペアとして嬉しい事も必ずセットになっているんです。

これはこの世の決まりです。

 

 

表があるためには裏が必要。高があるためには低が必要。

どちらか片方だけでは世界は絶対に成り立ちません。

 

 

ということは、「嫌な出来事しか目に入らない」なんてことはありえないのですね。

 

 

つまりHSPの方は、嫌なことを敏感に察知してしまうが、

一方で、嬉しい、面白い、楽しい、などなど、そういった喜ばしい

出来事も敏感に察知できるのです。

 

 

誰かの喜ぶ姿で一緒にうれしくなったり、美しい物を見て感動したり。

感情の揺れが少ない人よりも、何倍も感じられるのですよ。

 

 

わたし、好きなアーティストの歌をライブで聴いて、美しすぎて真剣に泣いたりしてます(笑)

心理学講座の最終日には、自分のことように感動して、卒業するご本人よりもわたしが号泣します。

涙を流さないから感動していないというわけではありませんが、

とにかく、わたしの心は震えて涙が出るのです。

 

 

 

前はこんな自分ウザいな~…。と思っていましたが、

今では「人のことでも自分の物のように感動できるって、

人生2倍も3倍も楽しめるってことやな!」とか思ってます。

 

 

わたしは違う!嫌な出来事や感情ばかりが自分の中に勝手に流れ込んでくるんだ!!

わたしはそういうタイプのHSPではない!色んなタイプがあるんだ!

と思いましたか?

 

 

それは違いますよ。

 

 

もう一度書きますが、どちらか片側だけでは世界は成り立ちません。

 

陰陽は、「陰か陽」ではなく「陰と陽」です。

陰だけの世界というのはあり得ません。

同じように陽だけの世界というのもまたあり得ません。

 

 

ではなぜ、あなたには陰の方ばかりが流れ込んでくるのか?

それを語るには脳の仕組みを語る必要があります。

 

 

って、わたしも難しいことを語れるわけではないのですが(笑)

 

簡単に言うと、情報の削除が行われているのです。

嫌な出来事と同じように、喜ばしい気持ちや出来事が自分の中に入ってきているのに、

それをなかったことにしているだけなのですね。

 

 

特に嫌な出来事は気になるので情報として取り込みやすいです。

危険な事を情報として取り込んでおくことは、生存するために必要なことですからね。

わたし達は無意識的に情報を処理しているので、この事には気づきにくいのです。

この情報の削除は誰にでも起こっています。

 

 

入ってくる情報をそのまま全て受け入れていたのでは、

頭がパンクしてしまい、まともに生活できませんからね。

わたしは自己セラピーの手法でもって、

嫌なことばかりに注目してしまう自分を変えていきました。

 

 

これは誰にでもできます。

まあ、これはまた別の話ですね。

HSPで困ることもあれば、HSPだからこそ享受できる喜びもあります。

わたしは感受性豊かに世界と繋がれていることが、HSPで良かったなと思えることです(^^)