2019
09.25

わたしは苦しいのだ。と認めていいんだよ。そうすることで変われますから。

all, 伊東ひろみ

今、あなたが苦しいのならば

とっととその苦しみを認めてしまいましょう。

 

わたしは長い間

(12・3年くらい?干支一周しとるがな!)

うつうつと苦しい気持ちを抱えていましたが

自分に起こる最悪な出来事は全て他人が悪いんだ

と思っていました。

 

わたしは自分なりに頑張っているのに

誰からも認めてもらえないし

必要とされないと思っていました。

 

 

一方で

こんなふうに人のせいばかりにして

自分は甘えている。

 

こんな程度の苦しみなんて

自力でなんとかしなくちゃいけない。

とも思っていました。

 

自分が苦しんでいるということを

認めることが怖かったのです。

 

だからこんなに長い間

自分を変えていくということができなかったのだと思います。

 

今日、ふと、

もっと早い段階で

わたしは苦しんでいて

うつ状態であると認めていたらよかったのに

と思ってね。

 

それって実は

あいつが悪い、世間が悪いと思っているということを

認めるということに

繋がってくるのだけれども

 

まずはそこを通過しないと

『苦しいのは自分の世界』

なんだって

認められないのですよね。

 

世界を変えるとか

自分を変えるとかって

ふんわりとしていて

分かりづらい表現だと思うのだけど

 

きちんと自分と向き合って

そのやり方を知れば

できることなんですよ。

 

まず、自分が心底苦しんでいて

それを人のせいにしていると

認められるだけでも、

自分に向き合う第一歩を踏み出すことになります。

 

認めないといつまでも

なんとなく苦しい世界から抜けられないよ。

 

するとね、

苦しい気持ちを利用して

世界と繋がろうとしていることに

気が付けるようになります。

 

あいつが嫌いだ

こいつが悪い

世の中くそくらえ

みたいな気持ちって

悪くて、

人のせいにして最悪

という印象があるけれど

めちゃくちゃ

人を愛して

繋がりたいと望んでいる

気持ちの表れなのです。

 

今苦しみの真っ最中で

この世は最悪じゃ~っ

誰も信じられない!

となっている人には

認められない考え方だと思うけどね。

 

この世界は片側だけでは成り立たない。

苦あれば楽あり

って、

苦しいことがあったら次は楽しいことがある

という意味で用いられるけれど

本当は違うと思う。

 

苦と楽はワンセットで

どっちも自分の中にあること。

 

憎しみが強い人の中には強烈な愛がある

悲しみが深い人には最上の喜びを感じる力もある

そういうことなんだと思います。

 

楽よりも苦の方が嫌な感情なので

排除したがるけれども

苦を知ることで

楽を知ることが出来るようになってきます。

 

楽はね、楽しいからね

ついつい没頭しちゃって

苦の世界まで知ろうとはしないと思います。

 

まずは自分の苦しみを認めてしまいましょう。

 

そうすることで、

次の一歩が踏み出せるようになりますよ。

 

 

伊東ひろみ