2019
09.19

人は誰でも仮面をかぶっています。人や場をコントロールするために。

all, 伊東ひろみ

人は誰でも仮面をかぶっています。

それも巧妙に。

 

 

どのくらい巧妙かというと

自分でも気が付かないくらいです。

 

 

そもそも人はどうして仮面をかぶるのか?

 

 

それは

人からどのように見られるのかを

コントロールするためです。

 

 

 

やさしいお母さん

厳しい上司

素直な生徒

楽しい友達

理解ある指導者

 

 

仮面の種類は多種多様で、

ここで書ききれるようなものではありません。

 

 

このように見られた方が効率的であろう

という仮面を

時と場合によって選んでいます。

 

 

「わたしはいつでも素だけど?

仮面なんてかぶってませんけど」

なんて思うかもしれませんが

それはあり得ません。

 

 

むしろ「素の自分」がどんななのか

それすら人はわかっていません。

 

 

わたし達はこの世に生まれてきた時は

純真無垢な人格だったでしょう。

 

 

しかし成長していく間に

様々な価値観を身に着けていきます。

 

 

親や社会から。

その中でしらずしらずに

会う人や場面に合わせて

仮面を付け替えるという技術を習得します。

 

 

ところで、

仮面をつけることで得る効率って何の効率でしょうね。

 

 

それは

自分が無意識に持っている”意図”を満たすための効率です。

 

 

意図と書くとちょっとわかりづらいかもしれません。

 

 

無意識に叶えたいと思っている

”希望”とでも言いましょうか。

 

 

わたし達が何のために言葉を使い

体を使い動いているのかというと

無意識に持っている希望を叶えるためです。

 

 

この希望は尊くて美しいものです。

その中身だけ取り出してみると

愛とか平和とかそんなものに行きつきます。

 

 

だけど愛とか平和に行きつく手前では

わたしが満足したいという

いわば利己的な形であることが多いのです。

 

 

子どもに怒る時

「あなたを心配するお母さん」の仮面をかぶる。

 

 

本当は頭ごなしに怒鳴って言うこときかせたいけど

心配する母でいた方が周りから同情してもらえる。

 

 

後輩にアドバイスする時

「あなたが良くなることを信じている」の仮面をかぶる。

 

 

本当はわたしの意見を受け入れてよ!と言いたいけど

熱血な先輩でいた方が周りが応援してくれる。

 

 

結果、周りから認められる形になって

認められたいという希望が叶えられる。

 

 

実際には本当に認められたい相手には

認められていませんが

他から認められた感を得られるので満足する。

 

 

相手やその場をコントロールするために

人は巧妙に仮面をかぶるのです。

 

 

ネガティブな話になりましたが

仮面をつけることが

絶対的に悪いわけではありませんよ。

 

 

そもそも仮面をつけてない人はいない訳で

人間関係や場を円滑にするためには

とても有効な手段でもあるのですから。

 

 

できることなら

本当に叶えたい希望

愛とか平和とか

そんなものを叶えることができる仮面を

選びたいですね。

 

 

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9/28(土)14:00~15:30

三重県四日市市内(ご参加者さまへ追ってご連絡さしあげます)

参加費:¥500(当日現金払い※おつりの出ないようご協力ください)

ご飲食代金は別途ご負担ください。

※このお茶会は安心・安心な場所です。ここでのお話はこの会だけの秘密です。

ライン@からお友達登録して

参加したいよーって教えてください^^

ご参加お待ちしております

 

 

 

伊東ひろみ