2019
08.08

なぜ、死にたくなるのか。なぜ、人生がうまくいかないのか。なぜ、こんなにも苦しいのか。

all, かみや ちづ

 

 

原因がわかったら問題は解決するのか。

 

という話。

 

 

 

 

 

 

 

なぜ、鬱になったんだろう。

なぜ、メンタルを病んだんだろう。

なぜ、ネガティブなんだろう。

なぜ、人間不信なんだろう。

なぜ、人生がうまくいかないんだろう。

なぜ、こんなに苦しんだろう。

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原因を知りたいと思ったことはないですか。

私はたくさんあります~。

 

生きることに困りまくってきたのでw

 

 

なぜ、

私の世界はこんなに生きづらいのだろう。って。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで、

 

「原因はなんだろう」

 

という思考が

まったく無意識に行われていることには

どの程度気づいていますか?

 

 

 

なぜ、

原因を知りたいと思ってしまうのか、

考えたことはありますか。

 

 

 

私が鬱になったのは、

生きてきた環境がこんなで、

あのときこんなことがあって、

あのときあんなことがあって、

どうでこうで、ナントカだからだ。

 

 

 

って、どんなふうにでも

「それっぽく」記述することはできるんだけど。

 

原因を探ろうと思えば、

どんなふうにも論理を組み立てることはできるんです。

 

自分なりに、筋の通った論理を。

あるいは、周囲を納得させることのできる論理を。

 

 

 

 

 

 

 

ただし、

これでどの程度問題が解決するのか

については疑問です。

ーーーーーー・

 

 

 

 

 

 

 

私たちの記憶が

捏造されているのと同じように、

(捏造の代表例は「思い出補正」)

原因だって「本当にそうか」って

考えたらあやしくて、

 

 

認知論的に記述するなら、

「今この瞬間の私には、

〇〇についての原因が、A,B,C…

であるかように思える」

となって、

 

 

明日は、1年後は、10年後は、

あるいは状況が変われば、

まったく違うことを考えるかもしれない

ってこと。

 

そりゃそうですよね。

 

 

 

 

 

 

つまり、

原因を考えるときには、

その原因が本当かどうかよりも

今得られる納得感の方が

大事だったりする。

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要するに、

 

「なんでだろ、なんでだろ」

 

「あれ、もしかしてこーゆーことかな」

 

「そうか、なるほど。だからか」

 

って、

 

わからないことが、わかったとき、

すっきりして気持ちいいんですよね。

 

 

謎解きみたいなもので、

ドーパミンが出るわけです。

 

そもそも

「悩む」ことだって、

解決に際してのドーパミン欲しさに

悩んでいるとも言えるわけだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

こういう構造を見てみると、

「原因を知ること」と「解決すること」は

必ずしもセットではないということが

なんとなく理解できてきますよね~。

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どうでしょう?

 

 

 

 

また一方では、

原因が明らかな場合はどうかと考えてみる。

 

 

トラウマ、PTSDなどは、

原因は明らかにわかっているはず。

 

例えば例えば、

電車という特定の場所で、

強烈にショッキングな経験をしたときに

電車に乗れなくなるなんていうケースにおいては、

 

原因が明らかにわかっているけど、

電車に乗れないという問題は解決されないわけで。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は自分自身を振り返ってみると、

原因解明は趣味みたいなものだったと思う。

なんていうか、ずっと過去について考えてました。

 

原因が明らかでも、

自分的に納得できても、

必ずしも解決に向かわないというのは、

 

どうしても

【原因をどうにかしなければならない】

と考える癖(強固な洗脳)があるし、

 

それ以上に

【 解決は容易なことではない 】

と無意識的に思っているから。

 

 

 

 

 

 

そもそも

どんな内容であれ

当事者にとって深刻な問題ならば、

深刻であるほど解決は容易でないと

当たり前に考えるはず。

 

ここには「解決が困難であること」よりも、

「問題によってバランスする構造」があって、

それすらもコミュニケーションの一部なのです。

本質は「問題」それ自体ではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、

問題の原因ではなく

【 解決 】にフォーカスしたとき、

人は未来のことを考え始めるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、実は

 

未来について考えない人なんて、

おそらくいないんです。

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ど ん な 未 来 を 考 え る か の

違いがあるだけ。

 

 

 

 

 

 

 

特に現状への不満が 臨界点 に達したとき、

なにがなんでも、未来を変えたい!

現状の延長の人生を生きたくない!

そんな人生を生き続けてたまるか!

人はものすごいエネルギーを発揮することができます。

 

 

このとき未来について

具体的に考え始めることができるなら、

望む未来の実現に向けておそらく最短距離で

エネルギーを発揮することができるんだけど、

 

 

 

 

 

【 具 体 的 な 未 来 】

について考えられないだけで、

 

 

 

 

た だ そ れ だ け の こ と で 、

 

「もう死のう」っていう方向に

エネルギーは流れていくんですよ…

 

 

 

同じ生命エネルギーなのに、です。

 

 

 

 

 

 

 

 

【 具体的な未来 】を考えられらない

ってどんな状況かというと、

 

 

 

今みたいにしんどくない毎日

不安や恐れがない毎日

苦痛のない楽な状態

もっと自由に生きられたらいいな

自分のことを好きになりたい

幸せになりたい

 

 

 

例えばこんな感じの

抽象的な未来 を表現するとき。

 

 

 

抽象的であればあるほど、

今何をどうしたら

実現できるのかがわからなくて、

取るべき行動がわからなくて、

とっても遠い道のりに感じてしまう。

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すると、

「私には実現不可能な未来だわ」

ってジャッジするんです。

 

無意識的にね、

そのジャッジもあっと言う間に。

あっと言わない間に。

 

 

 

 

 

 

 

実現不可能な未来だとジャッジしたらどうなるか。

 

 

そりゃあ、

現状の延長の人生を生きたくない。

そんな人生を生き続けてたまるか。

 

…もう無理だ。いっそ死のう。

 

ってなる。

 

 

 

 

 

 

どうですか?

 

 

私は、病んでた当時は

何をどうしたらいいのかなんて

全然わからなかったですよ。

 

 

生きることが

こんなに苦しいことなら、

もう死のうって思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポイントは、

・原因が大事なのではない

 

そして不満が臨界点に達したときの分かれ道は

・具体的な未来を思い描けるかどうか

 

 

 

っていう話をしながら、

 

実は、

 

すべての悩みや問題に共通する

【 原 因 】があって、

 

 

それは、

 

 

ーーーーー

いま【あなた】が

【あなた】であることです。

ーーーーーーーーー・

 

 

 

 

そして、

この【 原 因 】をどうにかする術を

多くの人は知りません。

 

 

 

 

 

 

もし、いまの人生に満足できないのなら、

諦めようとしているけど

諦めきれないこと

受け容れようとしているけど

受け容れられないこと

こんなことがあると予想されます。

 

実際、あるはずです。

 

 

 

 

 

『諦めようとするソレ』はおおよそ、

 

能力とか、

資質とか、

性格とか、

病気とか、

自己概念とか、

染み付いている癖とか、

自分以外の他人が関わることとか、

過去に経験した出来事とか、

 

によって得ることができない

(と思っている)のではないですか?

 

 

 

無理だと思うから、

諦めよう、受け容れようと

するんですよね。

 

 

 

 

 

 

能力とか、

資質とか、

性格とか、

病気とか、

自己概念とか、

染み付いている癖とか、

自分以外の他人のこととか、

過去に経験した出来事とか、

 

 

これらすべては、

 

いま【あなた】が

【あなた】であるがゆえに

生じていると言えるってこと。

 

 

他人(相手)がどのように見えるのか

過去の出来事が善なのか悪なのか

 

こんなのも【あなた】次第で

真逆の捉え方が可能だから。

 

↑真逆に捉えることさえテクニックです。

無理矢理考えることじゃない。

 

 

 

 

 

 

 

だから、

 

【あなた】を分解して、

ときに不要なプログラムを破壊して、

理想のプログラムを再構築して、

 

【あなた】をつくり直す

という一切をPCMでお伝えしています。

 

 

 

 

ちなみに、

・具体的な未来を思い描けるかどうか

という点は、

 

プロの質問技法をマスターしてもらうことで

余裕でクリアできるし、

 

トラウマやPTSDの克服は、

自分でできるようになります。

 

 

 

 

すべての問題の原因が

【自分が自分であること】なので、

解決できない問題はなくなると言ってもいい。

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もちろん、

解決したいと望むならば、の話。

 

【あなた】が何のために悩み、

何のために困っているのか、

ちゃんと必要だということも理解できるので、

解決しない方が良いと思うかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

かみや ちづ