2019
07.19

「母親としてダメなのに、人を救う資格なんて、あるのか。」

all, 長岡はるみ

強くしなやかな心の力をつける薬剤師心理セラピスト、

長岡はるみです。

 

 

「母親をまともにできなくて、

他人を救うなんて、そんな資格、あるのか。」

家族に、言われた言葉です。

 

「かあかん、行かないで・・・!」と、泣く息子の側で

聞いたその言葉は、痛かったなあ・・・

 

結局、息子を置いて出かけたのですが、

道中、泣く息子の事が、ずっと心の中にありました。

 

母親は、子どもの側にいるべきだ。

妻は、家庭を第一に考えるべきだ。

そんな価値観に出会った時、

正直に書くとね、

「お・おとこになりたい・・・」って思うw

 

父親は、子どもの側にいるべきだ。

夫は、家庭を第一に考えるべきだ。

↑これって、あんまり、聞かないフレーズじゃない?

 

私は、

母親は、子どもの側にいるべきだ。

妻は、家庭を第一に考えるべきだ。

という価値観を、採用できないシーンがある。

 

母親としての、私、

妻としての、私、

それ以外にも、色んな私、がいるから。

 

心理学講師の私が持つ価値観。

心理セラピストの私が持つ価値観。

それは、母親としての私、と、

妻としての私、が持つ価値観とは、

違って当たり前だからさ。

 

さっき、おとこになりたい・・・って書いたけど、

男は男で、

「○○すべきだ」っていう価値観が

沢山あるのも、知ってる。

 

父親は、仕事をするべきだ。

夫は、家族を養うべきだ。

とかね。

 

それで、がんじがらめになって、

苦しんでいる人、沢山いるよね。

 

それでね。

私は、私に、

【母として、妻として、生きるべき道】を説いてくる人に、

腹を立てることも、はねのけることも、

うなずくことも、感謝することも、できるんだけど。

 

さて、どうしようかな?って考えた時にさ、

やっぱり、必要なのは、

「その相手と、どんな関係を作りたいか?」

なんだよね。

 

そして、それは、

「どんな人生を生きようか?」という事が

自覚できていなければ、

やっぱり、決められない。

 

どこに行きたいのか、によって、

目の前の道、どっちを選ぶのか、を、決める。

 

そうでなければ、

ただ、反応的に、

目の前の相手の言葉に対して自動化されたリアクションを取り続けるだけ。

 

それでも、どこかには、辿り着く。

でもそれは、自分が望んだ場所ではないかも、しれない。

 

今日はね、

心理学入門クラスで、

自動化されたリアクションを

自分で制御可能にする方法をレクチャーしてきます^^

 

さて、平日夜にうけられるコンパクトな講座を

いくつか企画しています。

 

お仕事帰りならば、この実用心理学に出会える、という方も

きっといるだろうと思ったから。

 

でもまあ、上に色々書いたけど、

夜開催する講座は、

今募集しているもの以外では、

しばらくできないかもしれません。

 

心理セラピストの私も、

心理学講師の私も、

家族の協力なしでは成り立たない。

 

だからね、家族の想いも汲みながら、

そこまで息子を想ってくれる事に感謝しながら、

届けたい人に届ける方法を、試行錯誤していこうと思っています^^